▼ドラマ『がんばっていきまっしょい』第三艇 カットしていきまっしょい。

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 涙無くして見られませんでしたよ、今回の放送。だって一人出ていないんですもの! 三郎役の役者が、飲酒で補導された事件で、代役とか立てて今後続けるのかなと思っていたけど、そうではなく脚本変えて進行する感じですね。三郎はもう出てこないのでしょう。「勉強もスポーツもアートも恋愛も全てそれなりに上手くこなしてしまう」と、自分のスーパーぶりについつい醒めてしまう彼の行く末を描かず、ここで止めてしまったらただのすかした奴になったしまうのに… ブーもビーチフラッグに負けたまま…

 しかし、深夜仕事の先輩に呼び出され、酒をすすめられて、補導されたって、未成年である以上監督的立場にいるスタッフが全面的に悪いのに。特にフジの某女子アナウンサーは、ジャニーズのタレントをホストかなんかとかん違いしたんでしょうね。まったく酷い大人たちです。前途ある若者の未来を潰してしまっても、おそらく数ヶ月後には素知らぬ顔でテレビに戻っている事でしょう。(アナウンサーは父親のコネもあるでしょうし←あくまで想像ですが) (バレー中継の)アナウンサーとスタッフは番組放送前に自分たちのせいで脚本を変更せざるおえなくなったと、謝罪してほしかったよ。

 そんなわけで急きょ編集し直して放送された今回。登場したのライバルは、三郎の元カノって設定らしいが、もうどうでもいい事になってますね。悦ねいが新人戦の途中「自分はもう逃げない」と葛藤するシーンが試合中にもかかわらず、冗長でテンポが感じられなかったのは、カットしたシーンの穴埋めのため長い編集になってしまったからですかね。とにかく今回は、前回あったような悦ねいがダッコの手を握って迫る(?)ようなとんでるシーンがなかったのが残念です。これも変更のせいかも知れないですけど。

 でもボート部の水着サービスのショットがあったから許す(えっー!!) それといつも出てくるお好み焼き屋の本棚に楳図かずお大先生の『漂流教室』があったので、重ねて許す(なんだそれ) が、菊間は許さん。

 今回ボートの試合を始めてみたが、かなり駆け引きの必要なスポーツなのではと思いました。号令をかけるコックスもただタイミングを合わせるためにいるのではなく、野球で言うキャッチャーのような役回りで、他のボートと駆け引きしながら統制を取るのでしょう。

 他に、ボート上で苦悶している時の杏ちゃんの演技はやはり凄い。父親の役がプロトタイプすぎて物足りない。石田ゆり子は相変わらず苦虫をかみつぶしたままだ。ライバル役の関めぐみが凄い気の強そうな女生徒役で萌えそう…。などなど…