▼ドラマ『がんばっていきまっしょい』第四艇　ガラッと変わっていきまっしょい。

　今回から中田三郎役がNewsの内博貴からKUT-TUNの田口淳之介に変りました。前回見た限りでは三郎はもう出てこないかと思っただけに良かったです。

　ご丁寧に出演シーン全て撮り直したわけですね。予算などの都合でシーンが全て撮り直しできず脚本変更して出演場面が減ったりしていない事を祈る。

　新三郎、顔の感じとかは旧三郎に似ているのですが、こんなに軽い感じの奴だったけ？　というのが第一印象。旧三郎は洋書片手にあくまでクールにスカした自信家であったのに対し、新三郎はなんか明るくて少し生意気な奴。という印象ですね。もちろん旧三郎とは違う人間なわけですから、へんに内版三郎の真似をしたキャラを作るより、新しい田口版三郎を作った事は正解だと思います。ただ、旧三郎は今までに無かった感じのクールナルシストとして独自の雰囲気を持っていただけに、やはり貴重な存在を失ったような気もした。

　前回カットされてしまったために、田中ちえみ（関めぐみ）と三郎の再会シーンが無かった。今回始めて顔を合わせるシーンがあったのだが、なんか三郎の方がちえみに未練がある感じだった。これは旧三郎の自信満々な言動からして意外な感じがした。前回そのシーンが描かれていなかったのでこれには、かなり唐突な感じがした。回想シーンのような感じで前回入るはずだったシーンを放送してくれればいいのに。

　今回から石田ゆり子がコーチに入った。そして遂に女同士の対決がスタートしました。眉間にしわ寄せて苦虫かみつぶしたコーチと高校生たちの戦い。早くも高校生たちはコーチに謝りましたが、そんなもの素直に受け入れるコーチではありません。しかも男子部にまで反感をかってしまった。関野ブー(錦戸亮)が最後に言い放った「もうこりごりじゃ、おまえらに振り回されんのは」というセリフにはすごく納得できた。それに幼なじみのブーがあんなに悦ねいに対して怒ったのはこれが初めてなのだろう。次回が楽しみだ。

　公式サイトにある「一高ボート部通信」のレポートNO.07にボート競技の解説がアップされていました。これを見るとさらに競技シーンが面白く見られるとおもいます。やっぱりコックスの駆け引きとかも重要なようです。