★朝霧JAM'05日記 一日目

"朝霧Jam'05"
 ---
Japan(2005/10/01-02)
Official Web

一日目

 秋の天然音楽天朝霧JAMへ出発です。ツアーバスは朝8時出発です。仕事終わって家に着いたのが深夜1時で、とても朝起きれそうにないので、寝ずに出発です。早めに集合場所に行って早めのバスに乗ればステージ後方のAサイトにテント張れるので集合場所には7時20分には到着しました。なんと既に受け付け始めているので早速並んでバスに乗り込みました。(公式には受け付けは7時40分から)

 天気は凄く良いのですが、最初は晴れていても、ステージが始まるころから雨が降り出すなんて事はよくある事なので特にいいとも思えません。昨年は二日とも雨でしたし。

 なんと今回のバスにはなぜかバスガイドが付いていた。びっくり。おばちゃんだけど。普通は添乗員すら付きません。そんなわけでなんか観光気分。ガイドさんが何か言うたびにキョロキョロ。

 青木ケ原樹海と件の上九一色村と広大な牧場を抜けて朝霧アリーナ到着。ここは相変わらず素晴らしい高原です。富士山が間近にクッキリ見えます。ステージ後方にはまだ2割程しかテントは張られていません。チケットをリストバンドに交換したら直ぐにテントを張りました。周りではバッタが跳ねてますよ。この時点でまだ午前10時半、最初のステージは2時から。つーわけで始まるまで、もう一つのステージ、ムーンシャインの方へ行ったり飯食ったりして後は昼寝です。

 朝霧JAMは、別名「酩酊JAM」と呼びたいくらい客のほとんどが朝から酔っぱらっています。フジロックと違ってボトルも缶も持ち込み自由だからってのもあるでしょうけど。ペットボトルのソフトドリンクなんかよりも酒の方がたくさん売ってます。酒の飲めない私などは疎外感さえ感じてしまいます。

 "高原のクリームシチュー”ってメニューが好きで今年もこれをたべてスタート!

DAVID BOYLES

 DAVID BOYLESからスタート。サングラスで上半身裸のマッチョ男が登場。彼はステージ開始前から、ステージで機材セットしているときにプレイして見せて、もうファンサービスしてました。このマッチョ男がめちゃくちゃ気持ちいいギターと弾きながらいい声で歌います。ファルセットまで披露して見た目とのギャップが凄いです。晴れた朝霧にあった素晴らしいスタートでした。頭ん中で気持ちいい物質が出まくってきました。

ohana

 ohanaポラリス、クランボン、ハナレグミの三人なんですが、ヨーデルみたいな格好で登場かなり三人ともはしゃいで振り付けしていますが、オープニング曲なんてイマイチで、なんか「私たち三人がこんなにおちゃめなことしてます。面白いでしょ?」って感じがしてなんかのれません。永積タカシがメインヴォーカルを主にとっているのですが、原田郁子の声にかなうはずも無く、彼女はほとんどコーラスで時折声が大きく出てくるくらいで寂しいです。バックメンバー豪華で、演奏は凄いけどそれほど面白いとは思えませんでした。永積は、最近絵本なんかも出していて中途半端なマルチプレーヤーぶりがなんか… しかも三人並ぶと彼の顔が異様にデ○イ。

MO'SOME TONEBENDER

 MO'SOME
TONEBENDERは武井靖典のマッチョ道化ぶりに拍車が掛かってました。ベース弾かずにマイクパフォーマンスやってます。

 キレた曲ばかりで大好きです。ラストはキレキレの”hang song”で締め。

 次のステージまでの間サブステージのムーンシャインへ行きました。RYUKYUDISKOがプレイしていますが、ムーンシャインが人だらけ! こんなにここに人が入った事があったっけ? 凄い人気。フジロックでみた時は素晴らしかったからそれも納得か。しかしメインのレインボーステージより人が入っているような気が。

FLOGGING MOLLY

 全員黒い衣装で決めたアイリッシュのメンバーたちが登場。バンジョーアコーディオンを装備したアイリッシュパンクに外れはありません。それにこのFLOGGING
MOLLYにはバイオリンまでいます。

 最初っから大モッシュ大会。楽しい! フェスにアイリッシュバンドはもう絶対にかかせない存在です。まったく知らない曲でも騒ぎたい曲が好きならばだれでも楽しめる。

 バラードっぽい曲のときはみんな肩組んで身体横に振りながら聴いていましたが、私は素直でないので恥ずかしくて,そんな仲間には入れません。

 ファッキン・ジョージ・ブッシュのコールで会場みんなが中指突き立てました。

 アンコールもやって、大満足。終わった後右腕と左ももがかなり痛い事に気づきました。モッシュの時にぶつかったようです。

STS9

 このバンドが素晴らしく、打ち込みと生演奏組み合わせて、めちゃめちゃ気持ちいい状態から踊れる感じへと持っていったりと、ゆったり身体をうごかしながら、徐々に凄いハイな気分になっていきます。指先までジンジンに気持ちよくなっていきます。

 クセになる音楽。またぜひ見たい。CD買っちゃおうかな…

 STS9はジャムバンドらしい。ジャムバンドと言ってもどう他のバンドと違うのかイマイチ私にはピンとこない。以前フジロックジャムバンドの代表的存在だったPhishを少し見たけど、たしかに気持ちいい音を出していた。この後はムーンシャインに行ってRUSSELL
HASWELLとSURGEONで踊る予定だったけど、THE STRING CHEESE INCIDENTっていうジャムバンドってやつを体験した方がいいんじゃないかと思い始めた。「カントリー/フォーク/R&B/ブルーグラス/レゲエなどを下敷きとしたオーセンティックなアメリカン・ルーツ・ロック」という売りは自分の好みではないけど、やっぱ生演奏の方が朝霧向きだなと思ったのでレインボーステージに残る事にしました。

 始まる前にタコスライスを食べましたが、昼からすでに四食は食べてます。食い過ぎです。フジロックなどと違って、ステージ脇にすぐ屋台があるので合間合間についつい食べてしまいます。

THE
STRING CHEESE INCIDENT

 チーズはメンバーのおっさんが登場していきなり両手を振り上げてカエルのようなジャンプをかまします。異様な盛り上げ方に笑っちゃいました。

 しかしおバカな登場はふりだけで演奏は凄いしっかりしていて巧い! 特にパーカッションがいい。

 ゆったりのらせて盛り上げて、楽曲と演奏がよくなるほど客の興奮が上がっていくのがすごく感じ取られる。会場全体の高揚感がバシバシと伝わってくる。こっちを見に来て大正解。

 アンコール一回終わってからも、興奮醒めなくて拍手してみんな帰りません。結局一度片付けたギターをまた持ち出してくれて二度目のアンコールまでやってくれました。

 昨日からしっかり寝てないのでもう眠くて仕方ありません。映画「Festival Express」の上映が始まりましたが眠くてとても見られません。すぐに寝てしまいました。

朝霧JAM'05日記 二日目>