『旧約聖書を知っていますか』阿刀田高 #04

「第7話 ソロモンの光と陰」
知将だったソロモンにより繁栄の時代を迎えたイスラエルだけど、その後国は分裂、そして侵略などされて西暦70年には国をも失ってしまう。その後二千年近い長きにわたってイスラエル人は国を失っている。にもかかわらず、血筋を残し続けたイスラエル人。これも信仰のなせる技なのだろう。
本当は北王国の滅亡、南ユダ王国のバビロンの捕囚の話など読みたかったけど、この本では簡単に説明されているだけだった。他の本でそこら辺は勉強しよう。
現在エルサレムでは、”嘆きの壁”の前では何人ものユダヤ教徒が涙を流しながら祈りを捧げているそうです。この涙を流し、身体を震わすようなユダヤ人の信仰の強さの理由についてもこれから勉強していきたいな。

旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)