『ジェイミー・オリヴァーの給食革命』 第二回

「野菜を知らない子供たち」

やっぱイギリスっておかしいよ。英国の庶民の食べるものといったらフィッシュ＆チップスに代表される美味しくないものってイメージが確かにありますが、子供時代に味覚が全く鍛えられていないから、塩分の味覚だけで、一生を送っている感じ。子供時代にこんな食べ物ばかり食べていては、健康だけでなく精神的にもlかなり影響が出てくるはずです。学校給食以外は、スナック菓子ばかりの子供もかなりいるのです。
前回、衝突しながらもジェイミーといいコンビを見せたノーラが今回も登場。完全にいい相棒になってます。
子供はかなり幼い段階から食べるものについて教育していかなければならないと思います。味覚は、美味しくていいものを食べさせなかったら発達しないだろうし、美味しい、不味いをろくに区別できないのに、良いこと、悪いことの区別は完璧。なんて人間は作れないでしょう。
来週はジェイミー＆ノーラのコンビが自分の作ったメニューを他の多くの学校で作れるようにシェフを養成する話らしいです。ただ自己満足のために学校給食に関わっているだけでなく、多くの学校をに改革をもたらそうと努力しているところがとてもいい。
今回の話の一番のエピソードは学校給食とは関係ないけど、クリントン前大統領がジェイミーの店にやって来た話。二週間前に16名ほどで予約を入れていたクリントン。ジェイミーがメニューを選んでクリントンに送り、許可が出たので、２週間前から店のシェフが下準備を進めていたのだが、当日二倍もの30人も引き連れて来たあげく、予約していたメニューは全て変更。おかげで準備していた食材は全て不要になってしまいましたとさ。怒ったジェイミーはクリントンにも会わず帰ってしまいました。そりゃ怒るに決まっているでしょ。腹に据えかねているにもかかわらず、周りに人間には気を使っていたジェイミーは偉い。クリントンとかそういったお偉方が、テレビやマスコミの前ではどんなに品行方正に振る舞っていても、普段はいかに傲慢な人間たちなのかが分かる話でした。

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