本購入帳003
『日本怪談集 上 』編:種村季弘
- 「ひこばえ」 日影丈吉
- 「母子像」 筒井康隆
- 「化物屋敷」 佐藤春夫
- 「化けもの屋敷」 吉田健一
- 「出口」 吉行淳之介
- 「百物語」 森鴎外
- 「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」 稲垣足穂
- 「遊就館」 内田百けん
- 「貉」 小泉八雲
- 「鼠坂」 森鴎外
- 「車坂」 大岡昇平
- 「沼のほとり」 豊島与志雄
- 「幻談」 幸田露伴
- 「紅皿」 火野葦平
- 「鯉の巴」 小田仁二郎
- 「老人の予言」 笹沢左保
- 「怪談作法」 都筑道夫
- 「怖いこと」 武田百合子
- 「わたしの赤マント」 小沢信男
- 「終の岩屋」 半村良
- 「雪霊続記」 泉鏡花
- 「髑髏盃」 澁澤龍彦
- 解説 種村季弘
日本の怪奇小説アンソロジー。家、坂、沼、場所とテーマ別に分かれているところが面白い。
探していた本がキレイな状態で見つかりました。
\400-
『くさり』ホラー短篇集 筒井康隆
角川文庫 古
怪奇小説短編集
- 生きている脳
- 肥満考
- ふたりの印度人
- 池猫
- 二元論の家
- 星は生きている
- さなぎ
- 大怪獣ギョトス
- 我輩の執念
- 到着
- たぬきの方程式
- お助け
- 穴
- 怪物たちの夜
- くさり
- 善猫メダル
- 『蝶』の硫黄島
- 亭主調理法
- アフリカの血
- 台所にいたスパイ
- サチコちゃん
- 鍵
- 解説 貴志祐介
筒井康隆のホラー短編集だが、新潮文庫で2冊、角川ホラー文庫で1冊ホラー短編集が出ているので、ベスト集というわけではない。かぶって収録されている作品もあるし。
\250-
『怪奇小説の世紀 2 がらんどうの男』編:西崎憲
- 「がらんどうの男」トマス・バーク
- 「 茶色い手」アーサー・コナン・ドイル
- 「ボルドー行の乗合馬車 」ハリファックス卿
- 「妖精にさらわれた子供」J・S・レ・ファニュ
- 「チャレルの谷」H・R・ウエイクフィールド
- 「遭難」アン・ブリッジ
- 「時計」ニール・ミラー・ガン
- 「死神の霊廟」レディ・ディルク
- 「エニスモア氏の最期」J・H・リドル夫人
- 「閉ざされた部屋」E・F・ベンスン
- 「ウエッソー」ニュージェント・バーカー
- 「事故」オリヴァー・オニオンズ
探していたアンソロジー
\1000-
『怪奇幻想の文学 2 暗黒の祭祀』編:紀田順一郎・荒俣宏
- 「黒魔術考」澁澤龍彦
- 「サラー・ベネットの憑きもの」 W・F・ハーベイ
- 「変身」アーサー・マッケン
- 「ライデンの一室」リチャード・バラム
- 「呪いをかける」M・R・ジェイムズ
- 「暗黒の蘇生」マーガレット・アーウィン
- 「シルビアはだれ?」シンシア・アスキス
- 「オートフォードの郵便夫」ロード・ダンセイニ
- 「半パイント入りのビン」デュボス・ヘイワード
- 「魔術師の復活」クラーク・アシュトン・スミス
- 「暗黒の秘儀」H・P・ラヴクラフト
- 「求める者」オーガスト・ダレット
- 「呪いの蝋人形」ロバート・ブロック
- 「鳩は地獄からくる」R・E・ハワード
- 「邪悪な祈り」アルジャーノン・ブラックウッド
- 解題 荒俣宏
\1000-
『怪奇幻想の文学 4 恐怖の探究』編:紀田順一郎・荒俣宏
- 「恐怖美考」種村季弘
- 「若者よ、笛吹けばわれ行かん」M・R・ジェイムズ
- 「のど斬り農場」J・D・ベレスフォード
- 「無言の裁き」W・W・ジェイコブス
- 「不幸な魂」A・E・コッパード
- 「なぞ」W・デ・ラ・メア
- 「死闘」アンブローズ・ビアス
- 「死骨の咲顔」F・M・クロフォード
- 「わな」ホワイトヘッド
- 「音のする家」M・P・シール
- 「鎮魂曲」シンシア・アスキス
- 「木に愛された男」アルジャーノン・ブラックウッド
- 解題 荒俣宏
\1000-
『怪奇幻想の文学 6 啓示と奇蹟』編:紀田順一郎・荒俣宏
- 「〈始源の時間〉に回帰するおとぎ話」由良君美
- 「ジュリアン聖人伝」グスタフ・フローベール
- 「聖母の軽業師」アナトール・フランス
- 「沙漠のアントワーヌ」ジュール・シュペルヴィエル
- 「破戒の聖僧ヴィターリス」ゴトフリート・ケラー
- 「黒い蜘蛛」イエレミーアス・ゴットヘルフ
- 「道」シーベリイ・クイン
- 「手と魂」ダンテ・ガブリエル・ロセッティ
- 「啓示と奇蹟」J・D・ベレスフォード
- 「郵便局と蛇」A・E・コッパード
- 「N」アーサー・マッケン
- 「白いダリア」 エルゼ・ラスカー=シューラー
- 「トランペット」ウォルター・デ・ラ・メア
- 「屍衣を洗う女」フィオナ・マクラウド
- 「サルニダクの慈悲」ロード・ダンセイニ
- 「夢の子供」チャールズ・ラム
- 解題 荒俣宏
\1000-
『怪奇幻想の文学』は探していた全七巻の伝説的のアンソロジー。解説、解題ともすごく、これが絶版というのが信じられない。しかも各千円という格安で手に入れられた奇跡。