『ウェブ進化論』梅田望夫 #06(要約)
ロングテールとWeb2.0 (続き)
- Web2.0とは何か
- ネットの「あちら側」からAPIを公開することの意味
- グーグル・マップスのAPI公開
- がっくりと肩を落としたコンピュータ業界の長老
- いま「こちら側」で作られている大企業のシステムは長い期間と巨大なコストで閉鎖的に作られている。しかしネットの「あちら側」では、いろいろなリソースが融合して短い時間、低コストでシステムが作られていく。
- 「こちら側」と「あちら側」のシステム製造コストの差が大きく出始めている。大企業が「あちら側」のデータやサービスを利用するためには自らも開放的にならなければならない。今はそれが難しいかもしれないが、いずれは開放的にならざるおえない時が来る。
- ヤフー・ジャパン、楽天はWeb2.0に移行できるか
あるサービスのシステム開発が超低コスト化し、開発スピードも速まることで生まれる、今までに無いアイディア、あるいは無理だということで捨てられていたアイディアの登場にワクワクしてしまいますよね。
Web2.0的な企業と、Web1.0的な企業、革新と保守の争いはこれからどうなっていくのでしょう? 保守が自らの利益を守り続けることができるのか? 我々庶民である一消費者はWeb2.0の革新が勝つことに期待したいです。日本のネット企業がいまだWeb1.0的ってのが気になりますね。
連鎖による発展というのは予想をはるかに上回る効果がありそうで、重要な要素ですよね。