『セーラー服と機関銃』第六話 TBS

いくら連ドラとはいえいい加減な脚本を書かれると、シラケる。
目高組は既に二人も組員を殺されている。そのおとしまえをつけるために「ふとっちょ」殺しに行くのだけど、あまりにも無計画な仕事。国会議員を殺すのに、大声張り上げて突っ込んで行くし、あげくの果てにダイナマイトに付けるライターのガスが切れている。どんなに気のいいやつでも、無計画で無知でバカであっては、意味が無い。あの若い二人は何のために命をかけたのだろう? 命をかける仕事をかなり軽く考えて行ったとしか思えないようなストーリー展開。「ふとっちょ」を殺すためにはどうすればいいか、まったく現実的に考えられなかった哀れな二人に何の魅力も感じない。まったく持って酷い演出と脚本だ。

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