本購入帳023

『華麗なる幻想』編:福島正実 講談社文庫 古書

海外SF傑作選8

華麗なる幻想―海外SF傑作選 (1977年) (講談社文庫)
¥400-
個人的にはそう簡単には安く買えないだろうと思っていた本が400円で買えて感激。古典SFのアンソロジー

『ファンタジーへの誘い』編:伊藤典夫 講談社文庫 古書

海外SF傑作選9

  • 「死神よ来たれ」"Come Lady Death" ピーター・S・ビーグル Peter S. Beagle
  • 「不可視配給株式会社」"Intangibles, INC." ブライアン・W・オールディス Brian W. Aldiss
  • 「大いなる旅」"The Big Trek" フリッツ・ライバー Fritz Leiber
  • 「この卑しい地上に」"Upon the Dull Earth" フィリップ・K・ディック Philip K. Dick
  • 「ふるさと遠く」"Far from Home" ウォルター・S・テヴィス Walter S. Tevis
  • 「13階」"The Tenants" ウイリアム・テン William Tenn
  • 「闇の旋律」"The Dark Music" チャールズ・ボーモント Charles Beaumont
  • 「順応性」"Adapted" キャロル・エムシュウィラー Carol Emshwiller
  • 「街角の女神」"Teh Goddes on the Street Corner" マーガレット・セント・クレア Margaret St. Clair
  • 「みにくい海」"The Ugly Sea" R・A・ラファティ R. A. Lafferty
  • 「名前の掟」"The Rule odNames" アーシュラ・K・ル・グイン Ursula K. Le Guin
  • 「きょうも上天気」"It's a Good Life" ジェローム・ビクスビイ Jerome Bixby
  • 「ゲイルズバーグの春を愛す」"I Love Galesburg in the Spring Time" ジャック・フィニイ Jack Finney』
  • 解説 伊藤典夫

ファンタジーへの誘い―海外SF傑作選 (1977年) (講談社文庫)
¥300-
講談社文庫の海外SF傑作選シリーズの番外編ともいえるファンタジー集。あと『不思議な国のラプソディ』が手に入ればこのシリーズはコンプリートなのだが。

『28のショック』生島治郎 古書

ふしぎ文学館 出版芸術社
PART I   SFの部屋

  • 「前世」
  • 「いやな奴」
  • 「暗殺」
  • 「世代革命」
  • 「ゆたかな眠りを」

PART II  ショートショートの部屋

  • 「すばらしい賭け」
  • 「過去の女」
  • 「遺伝」
  • 「念力」
  • 「ダブル・ショック」
  • 「ヤブイリ」
  • 「夢幻器」
  • 「名人」
  • 大脱走
  • 「顔」
  • 「暗い海暗い声」
  • 「ああ、神様!」
  • 「恋の痛み」
  • 「哀しい道化(クラウン)」
  • 「しつこい男」
  • 「MAMMY−O」
  • 「聞こえる?」
  • 「つまらない賭け」

PART III ハードボイルドの部屋

  • 東京二〇六五」
  • 「冷たい訪問者」
  • 「狂い咲き」
  • 「甘い夢」
  • 「ペットの好きな女」
  • 「非行少年」
  • 「老人と爆弾」

PART IV 奇妙な味の部屋

  • 「エウゲニイ・パラロックスの怪」
  • 「タクシイ・ジャック」
  • 「アル中の犬」
  • 「頭の中の昏い唄」
  • あとがき
  • 初出一覧
  • 生島治郎 怪奇・SF作品集リスト

28のショック (ふしぎ文学館)
¥105-

エスパイ』小松左京 ハヤカワ文庫 古書

¥105-
以前から欲しかったハヤカワ文庫版の『エスパイ』 なぜこの文庫が欲しかったかというと映画版のスチールが表紙に使われていて、この表紙の藤岡弘草刈正雄がカッコイイから。
しかも中見てみたら、昔の『キャプテン・フューチャー』なんかの挿絵描いていた水野良太郎のアメコミタッチな挿絵がふんだんに使われていて更にビックリ。

『架空の町』 古書

書物の王国

架空の町 (書物の王国)
¥500-
もの凄く魅力的なアンソロジーなのにもかかわらず、この本に手を出していなかったのは、高価、大きな版型(A5ハードカバー)という理由からだったのだけど、古書で安く手に入れば別。これからも、安ければほしいな。

『ビアティチュード BEATITUDE  1』やまだ ないと

モーニングKC 講談社
ビアティチュード BEATITUDE(1) (モーニング KC)
¥650-
めずらしく新刊で買った本。この作品は『モーニング2』で二話くらいまで読んでいたのですが、トキワ荘を舞台にしてかなりアレンジした物語になっていてそのアイデアに脱帽。読むのが愉しみ。

  • 今日の本 6冊 計2505円
  • 11月の本 7冊 計2605円 一冊平均309円

本購入帳021

『SF入門』編:福島正実 古書

早川書房
SF入門 (1966年)
¥100-
1965年に早川書房から出た本なので、もうかなり黒いけれど、福島正実伊藤典夫小松左京だけではなく、安部公房手塚治虫も執筆している豪華版。カバーもカットも真鍋博

『死の猟犬』アガサ・クリスティー ハヤカワ文庫 古書

死の猟犬 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
¥50-
クリスティーの怪奇幻想テーマの短編を集めた本。

テンペスト 上 若夏の巻 』池上永一 古書

角川書店
テンペスト 上 若夏の巻

テンペスト 下 花風の巻 』池上永一 古書

角川書店
テンペスト 下 花風の巻
¥1800-
カバーの雰囲気から、池上永一が重厚な琉球歴史ものを書いたとおもいきや、そんなことはなくライトノベル並に軽いジェットコースターノベルだった。

『遺跡の旅・シルクロード井上靖 新潮文庫 古書

遺跡の旅・シルクロード (新潮文庫)
¥100-
井上靖の西域の紀行書

「万霊節前夜」"All Souls" イーディス・ウォートン

訳:仁賀克雄
『恐怖のハロウィーン』編:アイザック・アシモフ 徳間文庫 所収
古典的な怪奇小説。最後に突然、記述者の推測が入って終わるが、それも古典的でよい。
ただ、全36ページ中、29ページまで記述者である「私」が女性であることに気がつかなかった。なのでずっと男だと思っていた。これは気づかない私がバカなのか、作者がヘタなのか、それとも翻訳者が悪いのか…
恐怖のハロウィーン (徳間文庫)

「輪廻」"The Circle" ルイス・シャイナー

訳:仁賀克雄
『恐怖のハロウィーン』編:アイザック・アシモフ 徳間文庫 所収
面白い。このような永劫の時間を感じさせるタイプの話しは大好き。
タイトルが"The Circle"であるため、登場人物たちが永遠と同じことを繰り返すであることが暗示させられるのだけど、これは死よりも恐い状況だ。
しかし、原題"The Circle"を「輪廻」としてしまうとあまりにネタバレでは? そのまま「サークル」で良かったのではないか?
恐怖のハロウィーン (徳間文庫)