2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

本購入帳013

『フランス幻想文学傑作選1 非合理世界への出発』編:窪田般弥・滝田文彦 古 白水社 「空気の精」クレビヨン・フィス 「オリヴィエ――第四の歌」ジャック・カゾット 「血税の島」ルイ=セバスチャン・メルシエ 「賢者の石」ルイ=セバスチャン・メルシエ 「西…

『キッドナップ』第一話 NTB

"Kidnapped" 誘拐物の連続ドラマ。 誘拐犯から人質を助け出すことだけを生業とする元FBIが活躍するのと、人質になった少年が頭の切れる早熟な美少年という二つの点がミソ。 今後も面白くなりそう。official siteキッドナップ コンプリート DVD-BOX (3枚組)出…

「ベムがいっぱい」"Wacky World" エドモンド・ハミルトン

訳:南山宏 『20世紀SF 1(1940年代)』編:中村融&山岸真 河出文庫 所収 僕自身の好きなタイプの物語、SF的だったり、怪奇的だったり、幻想的だったりするものが好きな理由の原点には、小学生のときに体験した4っつの作品の影響が大きく今に残っている…

「高い窓」都筑道夫

『阿蘭陀すてれん 都筑道夫恐怖短編集成2』ちくま文庫 所収 因縁のある人形の話しをちょっと変則的に書いた小品。

「消されし時を求めて」"The Search" A・E・ヴァン・ヴォート

訳:伊藤典夫 『20世紀SF 1(1940年代)』編:中村融&山岸真 河出文庫 所収 『宇宙船ビーグル号』や『非Aの世界』で有名なA・E・ヴァン・ヴォート(A・E・ヴァン・ヴォクト)の作品は初めて読みます。奇想で知られる作家なので期待して読んだ。 なる…

「生きている家」"The House Dutiful" ウィリアム・テン

訳:小尾芙佐 『20世紀SF 1(1940年代)』編:中村融&山岸真 河出文庫 所収 家はまさにいきているかのような家で、いわゆるお化け屋敷的な怪談のような感じで始まるのだけど、さすがSF作品だけあって、後にあっと驚く展開をもってくる。それも個人的な…

『ブラッディ・マンデイ』第一話 TBS

原作のコミックス『BLOODY MONDAY』は1巻だけ読んだことがあった。感想はつまらない。だった。 なのでこのドラマは、それほど期待していたわけではなかった。 けど、冒頭のロシアで、細菌兵器による事件の演出、少女の鼻血が止まらなくなる場面なんかうまく…

本購入帳012

『胃袋を買いに。』椎名誠 文春文庫 古 家族陥没 アヒル… デルメルゲゾン 箱の中 足 にぎやかな夜 胃袋を買いに。 猫舐祭 八灘海岸 引綱軽便鉄道 ループ橋の人々 解説 和田誠 ¥105- 恐いって評判だったので。 『愛の怪談 現代ホラー傑作選 第7集』編:高橋…

本購入帳011

『復刻 S‐Fマガジン〈No.1‐3〉』S‐Fマガジン編集部 古 早川書房 No.1 「七年に一度の夏」R.ブラッドベリ 「太陽系最後の日」A.C.クラーク 「限界角度」B.チャンドラー 「危険の報酬」R.シェクリイ 「探検隊帰る」F.K.ディック 「次元断層」R…

「阿蘭陀すてれん」都筑道夫

『阿蘭陀すてれん 都筑道夫恐怖短編集成2』ちくま文庫 所収 読んでも読んでも読み終われない謎の本の話し。”阿蘭陀すてれん”という聞き慣れない言葉がどう関わって来るのか? タイトルの付け方、最後の落とし方、都筑道夫の絶品芸です。さすが。 本にまつわ…

「骸列車」倉坂鬼一郎

『鳩が来る家』光文社文庫 所収 この作品は元々『異形コレクションXVI「帰還」』に納められていた一編。倉坂鬼一郎の作品は初期作品をいくつかは読んでいたがこれは久しぶりに読んだ作品。しかし彼らしいオーソドックスな作風の怪奇小説で安心した。 ある男…

音楽購入帳001

『The Hawk Is Howling』Mogwai I'm Jim Morrison, I'm Dead Batcat Daphne and the Brain Local Authority Sun Smells Too Loud Kings Meadow I Love You, I'm Going to Blow Up Your School Scotland's Shame Thank You Space Expert Precipice Dracula Fa…

本購入帳010

『ダ・ヴィンチ 2008年 11月号』特集「東野圭吾その後の「ガリレオ」」 メディアファクトリー 雑誌 『ダ・ヴィンチ』はあまり読まないのに毎月買ってしまう。

「美女ありき」"No Woman Born" C・L・ムーア

訳:小尾芙佐 『20世紀SF 1(1940年代)』編:中村融&山岸真 河出文庫 所収 絶世の美女といわれた、歌手でありダンサーであるディアドリは劇場の火事によって命を奪われたかに思われたが… という話し。 テクノロジーが進歩して行く中で、そのテクノロジ…

本購入帳009

『フランケンシュタインのライヴァルたち』"The Rivals of Frankenstein" 編:マイケル・パリー 訳:仁賀克雄 ハヤカワ文庫 古 短編小説アンソロジー 「イルルニュの巨人」クラーク・アシュトン・スミス 「ドーベニイ=フィッツアラン家の末裔」アーノルド・…

「鎮魂歌」"Requiem" ロバート・A・ハインライン

訳:白石朗 『20世紀SF 1(1940年代)』編:中村融&山岸真 河出文庫 所収 月へ行くことを少年時代から夢見ていた一人の老富豪の話し。まあまでした。

「万華鏡」"Kaleidoscope" レイ・ブラッドベリ

訳:安野玲 『20世紀SF 1(1940年代)』編:中村融&山岸真 河出文庫 所収 ブレッドベリらしい素晴らしい作品。ダークでロマンティックなSFの妙。 流星群とともに宇宙を旅することになったストーンのエピソードを読んで、ジョン・カーペンター監督、ダン…

本購入帳008

『皇居 自然・歴史・建築・行事…都心の杜を細見』村田正博・他 JTBキャンブックス JTBパブリッシング 散歩が趣味なのですが、皇居周辺はよく散歩に行きます。そのときのハンドブックとして買いました。

「AL76号失踪す」"Robot AL-76 Goes Astray" アイザック・アシモフ

訳:小尾芙佐 『20世紀SF 1(1940年代)』編:中村融&山岸真 河出文庫 所収 アシモフのロボットもの(陽電子ロボットシリーズ)です。 ロボットって何故か愛らしい存在として描かれることが多い気がする。これもそんな感じ。 削岩機で消去された山の後…

「ひこばえ」日影丈吉

『日本怪談集 上』編:種村季弘 河出文庫 所収 とある不気味な家のお話ですが、その家の恐さ、不気味さの表現の仕方が秀逸。この家は住人を食らってしまっているのでは? と不安感を煽るオチの付け方が巧い。恐さを直接描かず間接的に描く。怪奇小説のお手本…

本購入帳007

『週刊 そーなんだ!』No.01 デアゴスティーニ・ジャパン 雑誌 『週刊 そーなんだ 社会編』No.01 デアゴスティーニ・ジャパン 雑誌創刊号価格100円なので買ってみました。 『NHKウィークリー ステラ 』10/4-10/10 NHKサービスセンター 雑誌 NHKのドラマ8で、…